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【近頃なにかと話題の「離婚」と「卒婚」の違いとは?】

【近頃なにかと話題の「離婚」と「卒婚」の違いとは?】

治療院のとある高齢の患者さんの話。
「今、うちのお爺ちゃん、私の親友(女友達)と二人で温泉旅行いってるのよw」
と私に言うんですよ!
「もうお爺ちゃんも悪さもできないしお互い楽しい方がいいじゃない!
もう十分仲がいいし、もう二人で話す新しい話題もないから(笑)」と。

まさか高齢の方からそんな話を聞くとは・・・
いや、高齢だから安全だし心配がないのか?(笑)
でも心配じゃないの?と聞くと、凄い仲が良いし昔からそうだと言う。
終いには「だってそれが旦那の魅力でしょ!」だって。

【相互の自律と尊重がもたらす恩恵とは?】

最近は不仲の離婚ではなく、お互いにより成長する為の卒婚という
離婚の形をとる方も増えてます。
このご夫婦の場合は卒業した状態で結婚生活を継続してる「卒婚」です。
結婚してても結婚と言う枠に縛られる必要はないのです。
うちの夫婦も何の問題もなく自由です。

来談者中心療法のロジャーズだってそう言っていて晩年期は奥さんと話し合い、
合意の上でそうしていました。
自己の責任の取れる範囲が分かっていて、相手との相互尊重があり、
子供や周りに過度に迷惑がかからない状況ならアリです。

過剰な結婚の枠組みの方が、お互いを縛りあって、
逆にお互いの成長を邪魔してしまうことだってある。
結婚が成長の為の通過点であるなら、そこで止まっていてもしょうがない。

もちろん、そのような形が相応しくない方もいて…
『オレもそうする~!』といってグチャグチャになる方もいますので、
ある程度お互いが成熟した自我でないと危険です。
これからの結婚の形も、もっと多様性が認められる時代になるのかもしれませんね。

夫婦関係でお悩みの方も、そうでない方も、一番大切なのは自己を知ることから。
日常生活で起こる問題の原因は、良くも悪くも自分の心に全て刻まれています。
幼い頃からの経験や知らないうちについてしまった心の傷として、残されているものです。
自分の心と対話してみたい方は、ぜひ繋がる傾聴俯瞰講座へいらしてください。
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