【修行時代の私を振り返って・・・】
針灸の修行時代の話です。
無茶苦茶に厳しい所ばかり渡り歩いていました。
そのうちの一つは18時間労働で年中無休です。
それでもその先生の技術をマスターしたかったのです。
月給は10万円
動きが悪いと拳が飛んできます。
先輩はよく流血していました。
周りからは、労働基準法違反だ!
パワハラだ!
暴力はおかしい!
若い素直な子を騙しているんだ!
そんな所、早く辞めた方がいい!
そうアドバイスしてくれる優しい方がたくさんいました。
賛否両論あるのはわかりますが、私は誰に頼まれた訳でもなく、
給料の良い治療院で副院長になれる所を辞めて、わざわざ厳しい道に入ったのです。
月給10万円で家賃4万円風呂なし
裏がお墓で湿気臭く、夏はヒートアイランド現象で、風がない室内は外より暑い!
なぜか毎晩聞こえてくるお経を子守唄に寝ます。
賞味期限内のカップラーメンも変色するほど過酷な環境でした。
あまりに過酷な労働で、出稼ぎに来ていたミャンマー人に同情され、
扇風機をもらいました(笑)
『アナタ!私より過酷ネ!コレあげるよ!』と
それでも月に4万円を貯金していました。
給料日の唯一の楽しみは、コンビニでアイスを買う事。
さらに余った500円玉を貯金していました。(後にそれがチャコになる)
ヒートアイランド現象の中、クーラーが無いと寝れないので、
深夜でもやってるコンビニやゲームセンターで、身体をガンガンに冷やし、
寒気がしてから帰宅し、暑さを感じないうちに寝ます。
それでないと暑くて寝れないのです。
本当は日曜日は定休日なのですが、
治療院には先輩達の過去のビデオやノートがあり、
私は出勤し勉強していました。
すると先輩達も日曜日なのに私に夜遅くまで教えてくれる様になりました。
院長は超能力者(笑)、ほとんどの先輩達が仙人の様な方で、素晴らしい人格者ばかり!
どんな質問をしても最高の答えが返ってくる!
毎日が凄い密度の学びで楽しかった!
1日が数ヶ月分の学習でした。
こんな恵まれた環境、吸収できるだけ吸収するしかないじゃない!
なので夜は25時まで先輩に食らい付いて学びました。
そこでは院長に殴られて一人前!と言われてるのですが、
観察すると期待されてる先輩しか厳しくされていない。
私が結局一度しか殴られずに済んだのは、
どんな時に殴られるか分かってしまったからです。
嘘がある時!(自分にも人にも)
不一致の時!
指摘されても認めない時!
逆に言えば、
相手にも自分にも嘘がない。
あらゆる事に一致を目指している。
指摘されたら直ぐ認める。
これなら殴られないw
この人生態度ってカウンセラーの基本態度と同じ。
今日のこの写真の店も、凄い厳しくスタッフがしつけられています。
一般的なバイトの倍は動き、気配りも出来ている。
以前ここのスタッフに聞いたんですよ!
時給高いの?何でここのスタッフはみんな動きがいいの?と
そしたら『時給は普通ですが、この店で働きたかった!
この店で修行ができればどこに行っても大丈夫だと思うので!』
お~~!いいね!
頑張ってね!
絶対大丈夫だよ!
サービス業の神様の店!と言われるのがこのお店です。
散髪の帰りに久しぶりに来店。
スタッフ全員が凄く動きがいい!
全員スマート!笑顔が素敵!
毎回くる度に自分の修行時代を思い出します!
一度くらいは、コレだ!
と感じたものに命懸けで深く学んで見るのもいいと思います。
ウチのスタッフも明日からスパルタ教育です!(ウソ)
時代錯誤の長文を読んで下さりありがとうございました。
無茶苦茶に厳しい所ばかり渡り歩いていました。
そのうちの一つは18時間労働で年中無休です。
それでもその先生の技術をマスターしたかったのです。
月給は10万円
動きが悪いと拳が飛んできます。
先輩はよく流血していました。
周りからは、労働基準法違反だ!
パワハラだ!
暴力はおかしい!
若い素直な子を騙しているんだ!
そんな所、早く辞めた方がいい!
そうアドバイスしてくれる優しい方がたくさんいました。
賛否両論あるのはわかりますが、私は誰に頼まれた訳でもなく、
給料の良い治療院で副院長になれる所を辞めて、わざわざ厳しい道に入ったのです。
月給10万円で家賃4万円風呂なし
裏がお墓で湿気臭く、夏はヒートアイランド現象で、風がない室内は外より暑い!
なぜか毎晩聞こえてくるお経を子守唄に寝ます。
賞味期限内のカップラーメンも変色するほど過酷な環境でした。
あまりに過酷な労働で、出稼ぎに来ていたミャンマー人に同情され、
扇風機をもらいました(笑)
『アナタ!私より過酷ネ!コレあげるよ!』と
それでも月に4万円を貯金していました。
給料日の唯一の楽しみは、コンビニでアイスを買う事。
さらに余った500円玉を貯金していました。(後にそれがチャコになる)
ヒートアイランド現象の中、クーラーが無いと寝れないので、
深夜でもやってるコンビニやゲームセンターで、身体をガンガンに冷やし、
寒気がしてから帰宅し、暑さを感じないうちに寝ます。
それでないと暑くて寝れないのです。
本当は日曜日は定休日なのですが、
治療院には先輩達の過去のビデオやノートがあり、
私は出勤し勉強していました。
すると先輩達も日曜日なのに私に夜遅くまで教えてくれる様になりました。
院長は超能力者(笑)、ほとんどの先輩達が仙人の様な方で、素晴らしい人格者ばかり!
どんな質問をしても最高の答えが返ってくる!
毎日が凄い密度の学びで楽しかった!
1日が数ヶ月分の学習でした。
こんな恵まれた環境、吸収できるだけ吸収するしかないじゃない!
なので夜は25時まで先輩に食らい付いて学びました。
そこでは院長に殴られて一人前!と言われてるのですが、
観察すると期待されてる先輩しか厳しくされていない。
私が結局一度しか殴られずに済んだのは、
どんな時に殴られるか分かってしまったからです。
嘘がある時!(自分にも人にも)
不一致の時!
指摘されても認めない時!
逆に言えば、
相手にも自分にも嘘がない。
あらゆる事に一致を目指している。
指摘されたら直ぐ認める。
これなら殴られないw
この人生態度ってカウンセラーの基本態度と同じ。
今日のこの写真の店も、凄い厳しくスタッフがしつけられています。
一般的なバイトの倍は動き、気配りも出来ている。
以前ここのスタッフに聞いたんですよ!
時給高いの?何でここのスタッフはみんな動きがいいの?と
そしたら『時給は普通ですが、この店で働きたかった!
この店で修行ができればどこに行っても大丈夫だと思うので!』
お~~!いいね!
頑張ってね!
絶対大丈夫だよ!
サービス業の神様の店!と言われるのがこのお店です。
散髪の帰りに久しぶりに来店。
スタッフ全員が凄く動きがいい!
全員スマート!笑顔が素敵!
毎回くる度に自分の修行時代を思い出します!
一度くらいは、コレだ!
と感じたものに命懸けで深く学んで見るのもいいと思います。
ウチのスタッフも明日からスパルタ教育です!(ウソ)
時代錯誤の長文を読んで下さりありがとうございました。
【私がとても大切にしてきた学ぶ姿勢とは?】
私は超能力レベルの師匠には3人についています。
それぞれ特色のある凄い人達だったんですが、
一言で言えば『畏敬』:恐れ敬うという状態です。
何でもお見通しの仏と、
見通している事を伝えても気が付かない人に
睨みを効かせる仁王が同居しているかのような。
だからほとんどの人が続かないんです。
100人中3〜4人がいいとこ。
それこそ早稲田・慶応出のかなり優秀な方でも
『社会的体裁を盾に文句や言い訳をいい(怖いから師匠には直接言わない)』
逃げる様に去っていく。
私もムチャクチャ恐かったけど(暴力的恐さではなく何もかも見通されている恐さ)
だからこそ早く全部マスターして辞めたかったw
逆にマスターしていけば、それと同時に師匠の事も恐くなくなる。
(だって自分も出来るんですから!)
なので師匠自体が恐いという見方もできますが、逆から見れば、
自分の未熟さと師匠の乖離(実力の差)の分が恐いのです。
だからこの恐さが自覚できると言う事は、
自分は逃げていない!その自覚している差を埋める様に頑張れば、
師匠に近づけるのだ!と自覚できている事になります。
つまり、
恐がって逃げる人も出来る様にはならない!
恐くない人も出来る様にはならない!
恐くても自分の未熟さに向き合い、師匠のせいにする事無く、
その差を1歩づつ埋めた人が出来る様になる人なのだと思います。
そして、早稲田・慶応出のかなり優秀な方でも
『社会的体裁を盾に、文句を『裏で言い上げてる人』
は全員開業しても上手く行ってません。
何故なら!
自分に向き合う事と、師匠(相手)に向き合う事は、
対になっていて同じなのです。
師匠(相手)に文句を言う事は、同時に自分の未熟さよりも、
相手の問題にフォーカスしています。
しかしカウンセリングの鉄則である
『相手の課題は相手の問題であり、どうするかは相手に権利がある』
という原理により、
『相手のせいにしてる限りは、自分の成長にフォーカスする事が出来なくなる』
のです。
この『生きる基本態度』こそが、成長を阻害します。
師匠のせいでもなんでもないのです。
私はそれに気が付いていましたから『自分が未熟である事』
にフォーカスして修行のつもりで学びました。
給料がどうとか、暴力はパワハラだ!とか、
労働基準法違反だ!とかは関係なかったのです。
だた私は受講生にその様な事はしません。
病んでる受講生にもカウンセリングを教えるカウンセラーですからw
鍼灸や武道の技術を学びにきてる受講生ではないですからね。
だからカウンセリング講座の受講生はご安心下さい(笑)
ただ私から漏れ出る『その気配』は感じて下さい。
それは私の為でなく、結局は自分の為です。
それがいつか相手の為にもなる在り方になるのです。
それぞれ特色のある凄い人達だったんですが、
一言で言えば『畏敬』:恐れ敬うという状態です。
何でもお見通しの仏と、
見通している事を伝えても気が付かない人に
睨みを効かせる仁王が同居しているかのような。
だからほとんどの人が続かないんです。
100人中3〜4人がいいとこ。
それこそ早稲田・慶応出のかなり優秀な方でも
『社会的体裁を盾に文句や言い訳をいい(怖いから師匠には直接言わない)』
逃げる様に去っていく。
私もムチャクチャ恐かったけど(暴力的恐さではなく何もかも見通されている恐さ)
だからこそ早く全部マスターして辞めたかったw
逆にマスターしていけば、それと同時に師匠の事も恐くなくなる。
(だって自分も出来るんですから!)
なので師匠自体が恐いという見方もできますが、逆から見れば、
自分の未熟さと師匠の乖離(実力の差)の分が恐いのです。
だからこの恐さが自覚できると言う事は、
自分は逃げていない!その自覚している差を埋める様に頑張れば、
師匠に近づけるのだ!と自覚できている事になります。
つまり、
恐がって逃げる人も出来る様にはならない!
恐くない人も出来る様にはならない!
恐くても自分の未熟さに向き合い、師匠のせいにする事無く、
その差を1歩づつ埋めた人が出来る様になる人なのだと思います。
そして、早稲田・慶応出のかなり優秀な方でも
『社会的体裁を盾に、文句を『裏で言い上げてる人』
は全員開業しても上手く行ってません。
何故なら!
自分に向き合う事と、師匠(相手)に向き合う事は、
対になっていて同じなのです。
師匠(相手)に文句を言う事は、同時に自分の未熟さよりも、
相手の問題にフォーカスしています。
しかしカウンセリングの鉄則である
『相手の課題は相手の問題であり、どうするかは相手に権利がある』
という原理により、
『相手のせいにしてる限りは、自分の成長にフォーカスする事が出来なくなる』
のです。
この『生きる基本態度』こそが、成長を阻害します。
師匠のせいでもなんでもないのです。
私はそれに気が付いていましたから『自分が未熟である事』
にフォーカスして修行のつもりで学びました。
給料がどうとか、暴力はパワハラだ!とか、
労働基準法違反だ!とかは関係なかったのです。
だた私は受講生にその様な事はしません。
病んでる受講生にもカウンセリングを教えるカウンセラーですからw
鍼灸や武道の技術を学びにきてる受講生ではないですからね。
だからカウンセリング講座の受講生はご安心下さい(笑)
ただ私から漏れ出る『その気配』は感じて下さい。
それは私の為でなく、結局は自分の為です。
それがいつか相手の為にもなる在り方になるのです。