【自分の事を自分だと思ってるうちは「自分ではない」（笑）】

「自分って何よ！」「自分って誰よ！」
誰しも1度は考えた事があると思います。
「自己容認」について、先ほどFacebook友達が
とても自己一致した投稿をして下さり、
ちょっと整理したら色々出てきましたので忘れないように投稿しておきます。

私は言葉として自己受容はよく使ってるのですが、
自己容認はあまり使っていませんでした。
改めて『自己容認』の概念を、一般向けと受講生向けに分けてまとめてみます。

●自己容認＝【自】【己】【容】【認】
【自】＝自らが基点となり
【己】＝注意するべき未熟な心を
【容】＝受け入れ許し
【認】＝認める
と言うのがまず１つ、一般的っぽい解釈でしょうか。

まぁ普通ですよね。
字面の通りの意味です。
これでも深い！と感じる人もいるかもですが。
ではもう少し俯瞰的に階層を上げて解釈をすると～

【自】＝ワンネス的な制限のない自由自在な心、根本的な基点となる心
【己】＝自己卑下的な自己肯定感の出ない未熟な心
（無理に自己肯定感を必死に主張してる人も同じです。
自己卑下も自己肯定も実は「自己不一致」の同じレベルです）

つまり誰しもが完璧な人間ではなく「自」も「己」も両方をもっていて
（両方の次元に存在していて）、この２つで自己は形成されています。
厳密に言えば、「自」を囲い枠組みを作る
（自分がどういう人間か意味づけをする事）で「己」となる。
「己」は元々は「自」の1部なのです。

そして「容」とは
【容】＝私達は無限の「自＝ワンネス」の世界から
その1部を容器に入れるように掬い取り、「己」として生まれてきた。
「ここからここまでが私」です！と。
その「容」という囲い『枠組み(意味づけ)』を、
「己」がしている事を認める事が【認】です。

つまり全ての物質、事象は、自らが基点となり、
本来は分ける事のできない関係性の世界から、
己(おのれ)が一時的に「容」で枠組み(意味づけ)』をしているのです。
最初の一般的な【自己容認】と
１階層上げた【自己容認】とでは、まるで1字1字の意味が違ってきますね。

よくスピリチュアルでも次元が違うとも言われますが、
カウンセリングはクライエントさんの個々の階層性に寄り添う訳です。
ちょうど現在、私自身のタイムリーなお題でして、
プロ向け講座で「自」と「己」の分け方、もう少し言うと
クライエントさんが、どの様な「自」と「己」の分け方をしていて、

カウンセラーがどんな関りをすると、その固定化された「自」と「己」に
リフレイミングが起こり、回復や解決をしていくのか？
という根本の原理を学習している最中です。
ここから先は、スペシャリスト講座の会員には先日教えた所ですが、
『自らが基点となり』という【基点】が～

アレですよ！アレ(笑)
ほら、あの基点の打ち方の、あの技術！
そして自己受容、自己容認のその後に、どんなプロセスを踏むと何が起こるのか！
様々な技法を練習します。
今後も楽しみですね。

カウンセリングプロセスで言えば、自己受容、自己容認は
6段階中の３番目です。
まだ半分の折り返し地点です。
※自己受容、自己容認が出来ない方は、カウンセリングプロセスの、
1番目〜2番目がまだ終了していません。

無理に認めようとしても、心が拒否する方は、
まだ早いですから1番目〜2番目からとなります。
6段階それぞれに相性の良い技法やジャンルがあります。
もし、あらゆるジャンルの技法を使って、自在に行き来できるように身に付いたら！
そりゃ～もう。(´∀｀*)ｳﾌﾌ　ですよ。

1歩1歩長い時間をかけて上陸し、出産をする小笠原のカメ。
ウチの会も1歩1歩全部やって俯瞰的な視点を養います！