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【治療をお断りしたいのは、自己不一致を自覚できない方】

【どんなに私が丁寧に治療しても、全く治らない人ってどんな人?】

たまには『私の治療でも治らない方!』と言う視点で書いてみます(笑)
実際問題、どんなに私が丁寧に治療しても、
全く治らない(本人がそう言い張るので否定できない)方が、
年間数人出てしまいます。

身体的な器質的疾患(物理的)で治りようのない状態の方も、
治りにくいのですが、ちゃんと説明しますので主訴が治りづらかったとしても、
治る他の所から治し、少なくとも今までより良い状態で生きていけますので、
信頼関係は失いません。

他の所に波及して行くのを防いだり、
悪いながらも安定する状態を維持する治療をしますので、
治らないものにダラダラ治療費をかけ続ける必要がなく、
むしろありがたがられます。

ガンなどの末期で、終末医療として来院される方もいますから、
完治しなくても効果と信頼関係があれば、
安らかに成仏する為にいらっしゃる方もいます。
しかし問題はここから!

「身体的に難しい患者さん」ではなく、
「精神的に難しい患者さん」がいらっしゃるのです。
大体、初回にお会いしてお顔を見れば分かるので、
本当はお断りしたいのです。
そもそも治る事を目的に来ていない場合も多く、
他の方にも迷惑になり、お互いの為になりません。

断りたいのはどんな方かと言いますと、自己不一致を自覚できない方です。
簡単に言えばウソを付いている事を自覚出来ない方です!
相手にウソをつく!自分にウソをつく!
意識的に!あるいは無意識的に!
その様な方は、『治したい!回復したい!』と本人は言いますが、
その回復を手伝ってくれる人に対してもウソを付きます。

最愛のはずのパートナーや親子間でも
平然と欺瞞(ウソ)のコミュニケーションが行われます。
ありのままの素直な自分の情報を出して信頼関係を築くのが「自己開示」とすると、
自分にとって都合に良い情報だけを開示して、相手をコントロールしようとする
「自己呈示」というウソが含まれたコミュニケーションとなります。

人間だれしも軽い嘘は、社会スキルとして許される範囲内で使っています。
あえて使う場合は本人も自覚していますから、カウンセリングにより
素直な人格を引き出す事も可能です。
『本当はそうなんです・・・
自分でも分かっているのですが、どうにも治せなくて・・・』と。

しか〜し!
ウソを認識できない『自覚を促しても自覚できない』と、
なかなか難しいのです。
また自覚してもやり続ける『意識的で罪悪感なし』という方も、
かなり難しいです。
(ここでは触れませんが、どちらも違うタイプの病的水準です)

ウソがベースなので、会話をしているようでも、
建設的な話には全くなりません(苦笑)
もしアナタが制裁源や報酬源となっている場合は、相互尊重など不可能!
もし自分の方が立場が低ければ、やりこめられ続ける事でしょう。

相手にとっては、その関係を維持する事で、
アナタを制裁源や報酬源とし続ける事が目的ですから、
アナタは生きるエネルギーや、時間、金銭などを吸い取られます。
そしてもう1つ多いのが治療院ならではの難しい方「疾病利得」を
使って生きている方達です。

(病気になっていた方が都合がよく、
病気が治ると何かしらの利得が無くなり損をする、または生きられない)
疾病利得(しっぺいりとく)も厳しく言えばウソの一つで、
病気にすがって生きている状態です。

ある意味、病気である事を望んでいたり、
病気であるからこそ生きていけるのです。
その様な方は、治るほどに『治らない!』と言い出し、
もの凄く治る事に抵抗されます。
何故なら、治そうとする私は敵になってしまうのですから(苦笑)

【私のカウンセリングは『生前成仏』がモットー!】

上記の様な方が身内にいらっしゃると、周りもかなり影響を受け大変です。
ぶっちゃけ私が1番治せなかった「我が母」がコレでして、
かなり現実歪曲が激しく・・・
「当たり前に直面する事実」にすら追いつめられ、よく発狂していました。
それがいつの間にか、子供のせいになっていくから溜まったもんじゃありません。

そして子供にストレスがかかり、子供の具合が悪くなると
『我が子を病気に仕立て上げておきながら、良い母を演じる』
代理ミュンヒハウゼン症候群とのコラボが完成です。
すると!!
何も知らない世間からはこう見えるのです!

『子供の面倒をよく見て、自分を犠牲にする素晴らしい母ね!』と。
そして母は小さな得を手に入れます。
親子で病気に苦しみながらも前向きに生きる家族として同情してもらえる。
自分の不甲斐なさ、自分の原因を責める人がいなくなり安心できる。
上手く行かない人生を、全て子供のせいに出来る。などなど。

この様なウソのコミュニケーションを多用する家族を観ていると、
家族全体が統合失調へと流れて行きます。
(これを自覚出来る方は治りますのでご安心を)
しかしそれを4代、5代、と繰り返して世代間濃縮され、
益々その傾向が濃くなる事もあります。

この過程で起こる病気が、例え肩こりや腰痛など
一般的なレベルであったとしても、もはや個人の病気ではありません。
西洋医学的にMRIを撮って、神経を圧迫して起きている!
と言う診断も事実ですが、それを治りづらくしている
裏の見立てもあるのです。

このような病気が蔓延している家族に生まれ落ちれば、
当然子供はアダルトチルドレンです。
私はカウンセラーになる前に、この仕組みに気が付き、
自分の家族を眺めた時に愕然としました。
一見個人の病気として出てはいるのですが、
それは家族の病気であり、家系の病気でもあったのです。

どおりで私個人を対象としたカウンセリングや
治療では治らないどころか、さらに自分が苦しくなるはずです。
病的水準の高い方や、かなり悪意とも取れる人格へと
変容してしまった方などが、身の回りにいらっしゃる場合。
『アナタが変わらないと相手は変わらないのよ!』と、
家族や家系の流れを読み取れないカウンセラーに、
浅いレベルで言われ悲しい思いをしている方も多いと思います。

私の所に相談にいらっしゃるクライエントさんにも非常に多いです。
(だいたい自覚できない方はカウンセリングに来ませんからねw)
根本がクライエントさん自身の問題ではない事が多いのです。
スピリチュアルで言えば、家系の信念体系や、
特定の人の念を受けている状態ですが、私の場合は除霊や、

お祓いなどはやらず(笑)、カウンセリングで対処します。
(使っている仕組みは同じw)
ですから、一般的なカウンセラーはやらない家系の流れを変える
『縁を繋ぎなおすワーク』と言うのを作った訳です。
家系の因果から出る為のカウンセリングやワークを行います。
相当な勇気と覚悟が必要ですが、全く別次元の人生になります。
もちろん家族や家系の意志を継ぐことに納得され、
その中で生きて行く事を望まれる方も大勢いらっしゃいます。

どちらにしても、『自分の人生に納得できるか!』そこが大切です。
究極どんな結果であれ、どんな人生であれ、
アナタが納得できるか?そこが成仏のポイントとなってきます。
私のカウンセリングは『生前成仏』をモットーとしています(笑)
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