最新情報BLOG

【アダルトチルドレンは、悪縁を良縁に繋ぎなおすことが必要】

【アダルトチルドレンはどうして生まれるのか?】

みなさんは何歳の記憶までさかのぼれますか?
2歳?3歳?、人によっては小学4年生なんて方もいます。
赤ちゃんにも本能的な感情がありベビーサインなどで思いを伝えてはきますが、
まだ日本語を知りません。
まず言葉を覚える前に、ママや家族にあやしてもらい、

無条件に愛されれば、自分はこの世に歓迎されて生まれてきたのだ!
と本能的に自覚します。(アダルトチルドレンでなければ)
言葉ではなく体感として自覚します。
それ以前の胎児記憶も、言葉より体感として記憶されています。
胎児記憶の多くは母親のその頃の状態である胎教に影響されています。

受胎してからの、母親の精神状態、体調、外部からのストレスetc
ここの影響がトラウマレベルの場合、カウンセリングではかなり厄介です。
自分が生まれてから学んだものならば、
『あの経験で間違った理解をして、今はもう違うのに、
引きずっていてバカみたい!もうやーめた!』と

余程のトラウマ経験でなければ、認知を変えるのは比較的簡単なのです。
しかし自分の経験ではないものから来ている場合、苦戦する方が多いのです。
何故ならそれを自分自身だと思っているから(苦笑)
変えるも何も、自分のその考えが絶対だと思っていたり、
自分が正しく相手が間違っている!と思っているからです。

真っ白いキャンバスで生まれて来て、
生まれてきた後に誰かに色付けされたのなら「あの出来事のせいだ!」
「あの人の洗脳だ!」と自覚しやすいのですが、
鼻っから不本意な色付けで生まれてくる。
生まれる前の出来事であるが故に証明もできない・・・

出来事がなく、周りの人も観えなければ本人のせいになるしかない・・・
辛いですよね~
そりゃそうです、観える人にしか分かってもらえません。
多くの場合、それは「母親にとってもトラウマ的出来事や不都合な事実」
親に言ってもはぐらかされるか、認めないのが落ちです。

さて、大変ですよ!
本人も気が付かないで生き辛さを抱え、周りも本人のせいだ!といい
親でさえも分かってくれないどころか隠そうとする。
生まれる前からアダルトチルドレンで、
予定通り重度アダルトチルドレンになる。

私は胎児記憶もあるので、生まれる前から人間不信(笑)
生まれる前から、この世とは期待するに値しない希望のない世界だ!
と思って生まれてきました(笑)
さて、それをどうするか?は長くなるので、また別の機会に書くとして。

【コミュニケーションの基本的能力を上げる教育は、赤ちゃんから始められる!】

先週はプロ向けカウンセリング講座の仲間が、娘さんの産後の回復の治療に、
生まれたての御孫さんを連れてきてくれました。
とてもお婆ちゃん(カウンセリング仲間)が上手にあやしていて、
赤ちゃんが『う~』とか『あ~』とかの鳴き声に、
テンポよく絶妙の相づちを打っていきます。

するとどうでしょうか?
赤ちゃんとお婆ちゃんの声が交互に掛け合いとなります。
段々と原始的な音楽のセッションを聞いているかのように、
コミュニケーションが生まれます。
日本語を覚える前に、会話の間や・・・

相手との呼吸を読む能力が身に付いて行きます。
(これ!まさに音楽療法の原理)
赤ちゃんからしてみれば
『私は一人ではない、自分の主張に答えてくれる人が近くにいる』
そう感じていますね。

もうコミュニケーションの基本的能力を上げる教育は、
赤ちゃんから始まってますよね!
大人になってから必要となる相手との間や呼吸、
微妙な空気を読む能力も、すでに赤ちゃんの頃から養われます。
残念ながらアダルトチルドレンでそうではない幼年期だった方は、

後からどうにかして、その無条件に愛され、
許される経験が必要な場合があります。
その能力を獲得し直すのです。
しかし人や場所を選ばないと、おかしい人だ!変態だ!と言われたり
あの人、いい大人なのに、大人げないわね!と言われ批判されもするでしょう。

でも、しょうがないんです。
1からやりましょう!
幼年期から丁寧にプロセスを踏んでくれるカウンセラーを探しましょう。
経験の浅いカウンセラーから・・・

「アナタに問題があるから変われないのだ!」
「アナタが本気じゃないから変われないのだ!」

と言われてしまう場合も多い事でしょう。
『親に殺される恐怖心』を持ってる(持っていた)方は要注意。
その世界を知ってるカウンセラーに付かないと、
カウンセラーが新たなトラウマを生み出しかねないのです。
私の書籍の読者からカウンセリングにいらっしゃる方の

4〜5割が、家庭内殺人が起きていた方達です。
殺人未遂を入れると7〜8割が生命の危機を経験しています。
この様な方は、ゆっくり丁寧に時間をかけてのカウンセリングが
必要な方ですので、「これさえやれば系」「短期集中メソッド系」
「キラキラ系逃避系」「鍛錬&修行系」
「ブランディングされたカリスマ講師系」では回復しずらいです。
私のカウンセリングですと、アダルトチルドレン仕様の、

家系や縁の流れを読んで・・・
これからの現実的な人間関係・縁を繋ぎ直すワークをしながら、
通常のカウンセリングです。
比較的長期かかるものなので、信頼のおける家族の代わりになる仲間と
共に学習するのもおススメです。

なにせ私自身が、単発の講座や1ジャンルのみの講座では、
ほとんど回復する事が出来ず、結局気が付いたら
ほとんどのジャンルを学んでいました。
そこから総合的に、俯瞰的に、自分に合ったジャンルを使いこなし、
統合的な方向へ向かう事で徐々に回復できるようになったのです。

これこそ現在のプロ向け講座の学習スタイルです。
to top