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【現実に直接介入し、現実に影響を与えてこそ、この現実世界での効果が得られる】

【現実を直接変えるパワフルな傾聴やカウンセリング】

患者さんからは『櫻井さんは器用で何でもできて凄いですね!』
と言われる事が多いので・・・
『そうなんですよ!(笑)ありがとうございます』と答えますが、
しかし妻からは『アナタは大して何も出来ないわね!』と言われます。
実際に大抵の事が、妻の方が上手いのです。

なので『そうだね!いつも色々やって貰ってありがとう!』と答えます。
今日も家に帰ったら洗濯機の木枠が出来ていました。
今日私がセミナーをやってる間に、妻がチョイチョイっと作った様です。
中は空洞でコンセントや配線が収納してあります。

私が器用かどうか?
それが事実かどうか?
それは相手と自分の関係性によって変わります。
関わった人の数だけ関係性のバランスが違い、それぞれの事実がありますので、
自分のなかで決定する必要はありません。

自分の中で決定すると、何が起きるでしょうか?
『私は器用だ!』と決定すると
『アナタは何も出来ない』と言ってくる人に怒りの感情が湧いたり、
バカにされたと感じるかも知れません。
逆に『私は何も出来ない』と決定すると・・・

自己肯定感や自尊心を失い、元気がなくなり、取り組む勇気が出なくなります。
このように人間関係において、相手がアナタにレッテルを貼ってきた場合、
『自分はこうだ!』と決定していると、頭にくることもあると思います。
『あの人に○○と言われた!全然違うのに!』
と!

この時、熟練されたカウンセラーや、相手との関係性が観えている方ならば、
『そりゃそうだ!』と感じます。
その○○が凄い偏見であったとしても、
相手が、○○と言った理由が観えてますから、
『しごく当然の事だ!』と感じます。

妻の家は、身内が集まれば家を一軒建てられる程、器用な技術屋さん、
職人さんの様な人が多い家系です。
実家には大工道具がそろっています。
『アナタは大して何も出来ないわね!』
と言う妻は、家の修繕や日曜大工について、至極当然の事を言ってるだけです。

相手の視点から見れば当たり前なのです。
では、立場に上下関係のない同僚に、こう言われた場合はどうでしょうか?
自分より仕事が出来ない同僚に
『お前は仕事が出来ないな!』
と言われた。

自分より上司に媚びを売ってる同僚に
『アナタは上司に媚びを売り過ぎよ!』
と言われた。
自分の事は棚に上げて、相手の事には遠慮なく指摘してくる。
これを受け入れる難易度は、やや高めです(笑)

相手との関係性のバランスが分からない、
自己&他己が不一致の方達がいらっしゃる訳ですね。
この場合も、熟練されたカウンセラーや、同じ能力をお持ちの方でしたら、
やはり『至極当然の事を言われた』と感じるでしょう。

例えば、その方の家系の流れ、環境要因や遺伝的要因が観えていて、
その様なパーソナリティーの家系である事を知っていれば!
また、その様なコミュニケーションをせざる終えないご事情が観えていれば!
そんなに驚く事ではありません。
やはり至極当然の事が起きただけなのです。

今目の前で起きてる事以外に、相手の事が何処まで観えているかで、
自分の精神状態も、相手とのコミュニケーションも、
問題が起きた時の対処法も、何もかもが変わります。
もし自分自身にその能力が無ければ熟練カウンセラーなど
観えてる人の力を借りて、自分の事も、相手の事も、深く理解をしながら、
お互いに幸せになれる道を探す!

『このままでは、何か起きそうだ!』
その予感、違和感の段階で、
その数歩先を観れる方にカウンセリングをしてもらう!
事前に自分の気持ちを整理し、
これから起きるであろう事への具体的対策を立てる事が出来ます。

その為のとるべき行動が明確になります。
受け入れるだけがカウンセリングではありません。
逃避の為の、あるがまま!いまここ!
でも楽にはなりますが・・・
いつかはその「消極的合理化」からは抜け出して頂きたいのです。

現実に直接介入し、現実に影響を与えてこそ、この現実世界での効果が得られます。
その様な「現実を直接変えるパワフルな傾聴やカウンセリング」があるのです。

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