初めまして、カウンセラーの川﨑ゆみと申します。
私は両親から自分を愛することを非難され、長年心のエネルギーを吸い取られ続けてきました。
感情に蓋をし、自分自身を否定し続けなければいけませんでした。
周囲からの否定的な言動に晒され、外部に救いを求めてさまよいましたが、
ずっと逃げ続けてきた過去の出来事と向き合い、自分自身と和解できたことで、心が再び輝き始めた経験があります。
もしあなたが人生で行き詰まりを感じておられるなら、私の経験がお役に立てるかもしれません。
【家庭でスケープゴートにされた体験】
生まれた家庭は父の怒声が毎日響く、恐怖を感じるような環境でした。
その中、母は自分の人生の鬱憤を弱者(乳幼児やペット)を陰湿におとしめることで発散させていました。
これは私が大人になるまで気が付かなかったことです。
母は、表向きは人としての道徳観念の上で言動をしていたように思えたからです。
両親の問題は教育という名を借りて子供を「悪」とすることで、
向き合わなくて済むように誤魔化されていたように思います。
母からの否定、無視、見下し、侮辱は「全てあなたが悪いからなのよ」というメッセージが込められていて、私の心は劣等感、無価値観、存在否定が定着し、3歳頃にはすっかり心を閉ざし、人間不信、罪悪感から誰にも相談できませんでした。
【深い闇から救いを求める日々】
小学低学年で場面緘黙、自傷行為、家族関係の崩壊
中学でいじめに合い、高校に入ると母の過干渉は加速し、母の尽きることない恐れや不安からの口撃に耐える毎日。
妹の不登校と鬱、私も鬱病の症状、強い孤独感があり、解決できないまま大人に。
20歳前後で生きることに八方塞がりになりました。
何の希望もない闇の中、ただ生きているだけの毎日。
死んだとして自分の屍を想像すると「死んでも何の意味もない」、私を追い詰めた母が見下して笑うだけだと思えて「このままでは死ねない」でもどうしたらいいのか?
生きているならば救いが見つかるかもと色々試しました。
心療内科では数分の対話で薬を処方され、それで人の心が治るとは思えず、カウンセリングを受けても罪悪感から自分の現状や症状を上手く話せず、
心理系の本を読んだり、セラピーを受けたり、自己啓発セミナーに足を運んだりしましたが、全く改善せず。
模索する中、ヨガとマインドフルネスに出会い、自分の身体と心を緩めながら、心をジャッジせずに向き合う方法を練習していきました。
【苦しみと向き合ったことが人生の糧に】
幼少期から辛い感情には殆ど蓋をしていたのでその代償は大きく、酷くもつれた心の糸を一つ一つほどいていくことは困難を極めました。
しかも「自分を愛すること、大切にすること」が全く分からなくなっていたので尚更です。
今振り返るとアダルトチルドレンの自分の感覚で向き合っても負のループを強めることも多々あり、無茶なことだったと感じます。
TMDで実践を積んだカウンセラーの元で取り組んだなら「こんな膨大な時間を費やさず改善できたのに」と思えます。
内観が進むにつれて、かなり長くかかりましたが自分との和解が出来ていき、子育て中に両親に関わる時でも、怒り、憎しみが出てこない位にまで、私の心は回復していきました。それでも子育ては過酷でした。
しかし自分の力で心を改善できたことはとても自信にもなりました。
苦しみ、悲しみ、嫌な自分と向き合い続け、被害者の立場を脱して自分の心の重荷を引き受け、自分主体で生きることを選択できると改善されていくことを体感しました。
20代後半で内観を始め、まだ課題は多いものの人生の苦しみから学び、ここまで回復し「昔は辛かった・・・でも生きてきて良かった」という思いです。
現在、私は高齢の母の生活の援助もささやかですが、特に心の葛藤もなく出来ており、そのことは私の中で昇華し通り過ぎたような感覚です。
母も過酷な幼少期を過ごしていて私に辛く当たったのも、強い恨み・憎しみが心に鬱積しており、解消できなかった故と理解しております。
【ジャッジしないことの大切さ】
こちらのサイトに訪れて来られた方の体験は、一般の普通の方の苦しみ・悲しみとは違って、容易に受け入れられないような過酷なものだったと思います。
今お辛いのは、過去の辛い感情が今もなお心の中で貴方に救いを求めて訴えているのです。
それはあなたが悪いのではありません。
世間体や家庭のご事情、誰かの幸せのため、道徳的に合わないからと辛さを封じ込めた、など多くの理由があります。
その心のブロックの下にあなたの本当の思いが眠っています。
それをジャッジしないで感じ切る必要があります。
そんな時、私たちはついつい自分を責めてしまい、「こんなことを感じてしまう自分はダメだ」と追い込んでしまうかもしれません。
私も沢山の心の防御がありました。しかし、大切なのは、感情をジャッジすることではなく、ありのままの自分の気持ちを受け入れることです。
心の奥底にある感情を、否定することなく、ありのままに感じてみましょう。
少しずつでいいので、自分のペースで心の奥底を探求していくことで、あなたは必ず自分自身とつながることができます。
確かに簡単ではありません。しかし向き合う度に少しずつ痛みは軽減され心が解放されていきます。
逆に言えば「痛み」こそが導き手とも言えます。
痛みがあるのはなにか自然体でない、不自然な状態なのです。
お辛い体験は無理にお話下さらなくても、少しずつ無理なく向き合えるところからで大丈夫です。
一歩一歩向き合うほどに、心の体力がついてきて辛いことも受け入れやすくなっていきます。
私がそうでした。辛い感情にずっと蓋をしていた私はとても心が弱くなり、少しの悲しみも強がったり、認めることが出来ないでいました。
あなたのペースで大丈夫です。今のあなたの気持ちを一番大切にゆっくりお話しください。
【人生の中で一番の魂レベルの学び】
私は過去の苦しい体験から、同じように苦しむ方々の心を解放するサポートをしたいと思い、TMDで人の心の仕組みとカウンセラーの技術を深く学ぶことを決めました。
TMDでの学びは「心理学とは座学ばかりで役に立たない」というイメージは払拭され、自分一人の内観ではたどり着けなかった深い気づきと癒しの体験がありました。
実技中心で、櫻井先生の深いお話、仲間とのやり取りで、過去自分に起きていたことが「そうだったのか!」と正当に理解することが出来たのです。
例えば、父の粗野で暴力的な言動ばかりが際立っていたものの、本当は愛情溢れる一面もあり、家族間で「悪者」のレッテル貼りをされてきたことが理解が出来ました。
一般レベルでは対処できなかった心の霧が払われていき、歪んでいた心が、あり方が、あるべきところに収まっていくような感覚もありました。
巷には、過去を振り返らず無理やり前向きに行動させようとするコーチングや、現実逃避のスピリチュアルもありますが、それは綺麗ごとを並べ立てて、表面的に上手くいっているような誤魔化しに過ぎません。
余計に苦しくなる方、悪い場合は現実逃避で精神的に病的に向かってしまうこともあります。
それとは違い「今前に進めないなら、しっかり不安材料や原因に寄り添い心を深く見つめていく」とても安心できるカウンセリングがここにはあります。
あなたの人生を前に進めることは無理に急いではならないのです。
心理学に基づいたカウンセリングを通して、あなたの心の奥底にある問題の本質から向き合い、過去の経験から学び、未来に向けて一歩踏み出すお手伝いをさせてください。
まずは、お気軽にご相談ください。私と一緒にあなたの心の声を聞き、解決策を探していきましょう。
〈カウンセリングの予約をする〉